お墓参りの作法のイメージイラスト

基本の流れ

  1. お墓の周りや墓石を掃除する

  2. 花や故人が好きだったものをお供えする

  3. 線香をあげ、合掌する

墓石に水をかける意味

お墓参りでは、墓石に水をかける方をよく見かけます。これには、「故人の喉の渇きを潤す」「お参りに来たことを知らせる合図」「墓石を清める」といった意味が込められているとされています。ただし、これは決まりごとではなく、地域や宗派、ご家庭によって考え方に幅があり、水をかけない方もいらっしゃいます。なお、浄土真宗じょうどしんしゅうでは、故人が水に困っているという考え方自体をとらないため、お水のお供えは特に必要ないとされています。水をかける場合は、墓石の上から静かに水を注ぐ程度で十分です。かけすぎると、線香の火が消えてしまったり、周りが水浸しになったりすることがあるため、注意しましょう。月に数回程度のお参りであれば、水をかけることで墓石が傷むという心配は、ほとんどありません。

お供え物の基本「五供」

お供え物は、香・花・灯燭とうしょく(ろうそく)・浄水じょうすい・飲食の5つ(五供・ごくう)が基本とされています。難しく考えず、この5つを目安に、無理のない範囲で用意していただければ大丈夫です。

お参りの時期

お盆やお彼岸にお参りする方が多いですが、決まった時期はありません。思い立ったときに、いつお参りしていただいても大丈夫です。

お供え物について

飲食物は、墓石に直接置かず、半紙や懐紙、お盆などを敷いてお供えすると、きれいな状態を保てます。お供えした後は、その場でいただいても、持ち帰っても、どちらでも問題ありません。ただし、そのまま置いたままにすると、動物に荒らされたり、墓石が傷んだりする原因になるため、持ち帰る、またはその場でいただくのがマナーとされています。なお、墓石にかけてよいのは水だけです。故人が好きだったお酒やジュースを墓石にかけたくなる方もいらっしゃいますが、シミや変色の原因になるため、かけずにお供え用の器に注いでいただくようにしましょう。