
仏壇とは
ご本尊(仏様)と、ご先祖の位牌を祀る、家庭内の祈りの場所です。お寺の本堂を、家庭用に小さくしたものとイメージすると分かりやすいかもしれません。
「仏壇の日」は1300年以上前から
仏壇の起源は、驚くほど古くまでさかのぼります。『日本書紀』によれば、685年、天武天皇が「諸国の家ごとに、仏を祀るお堂を作り、仏像とお経を置いて礼拝しなさい」という詔(みことのり)を出したと記録されています。これにちなみ、今も毎月27日は「仏壇の日」とされています。もっとも、当初は貴族など限られた人々のためのものでした。奈良・法隆寺に伝わる国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」は、現存する最古の仏壇の原型ともいわれ、黒塗りに金具の装飾が施された姿は、現代の金仏壇にも通じるものがあります。仏壇が今のように一般家庭にまで広く行き渡ったのは、江戸時代、寺請制度によって多くの家が檀家となったことがきっかけでした。
仏壇の種類
金仏壇(50万円〜150万円程度)、唐木仏壇(30万円〜110万円程度)、モダン仏壇(5万円〜100万円程度)の3種類があります。詳しくは場面軸「仏壇の選び方」でご紹介しています。
位牌について
故人の戒名・没年月日などを記した木の札です。四十九日までは白木の位牌(仮位牌)を使い、その後、本位牌に切り替えるのが一般的です。
仏具について(三具足)
香炉(こうろ)、燭台(しょくだい・ろうそく立て)、花立て(花瓶)の3つが、お参りに必要な基本の仏具で、「三具足(みつぐそく)」と呼ばれます。
火の取り扱いには、十分な注意を
ろうそくやお線香は、火を使うものです。火の後始末を怠ると、火事につながる危険があります。お参りを終えたら、ろうそくの火は必ず消し、お線香も燃え尽きるまで目を離さないようにしてください。
宗派による違い
本尊の種類や、仏具の配置は宗派によって異なります。詳しくは菩提寺にご確認いただくと安心です。

