数珠は、もともとインドで、念仏やお経を唱えた回数を数えるための道具として使われ始めました。起源は約3500年前、古代インドのバラモン教で使われていた「連珠」という道具にさかのぼるとされ、これをお釈迦様が取り入れられたのが始まりです。中国を経て、日本には仏教伝来とほぼ同じ頃(飛鳥時代)に伝わったと考えられており、当初は貴族や僧侶など限られた人々の貴重な品でしたが、鎌倉時代に念仏の教えが広まる中で、一般の人々にも普及していきました。基本となる珠の数は108個とされ、これは仏教でいう「煩悩(心を乱すとらわれ)」の数が108あるとされることに由来する、という説が広く知られています。
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数珠には、どんな意味が込められているのか
◆数珠は、もともと念仏やお経を唱えた回数を数える道具でした
◆珠の数(108個が基本)には、人の煩悩の数を表すという説があります
◆今では、お参りの際に心を整えるための道具として使われています


もう少し詳しく知りたい方へ
現代では、回数を数える道具としてよりも、お参りの際に手にかけ、心を静め、故人やご本尊に向き合うための道具として使われることがほとんどです。実用的な持ち物としての側面(参列に必要な持ち物)とは別に、こうした意味を知っておくと、数珠を手にする瞬間の感じ方が、少し変わってくるかもしれません。