服装マナーのイメージイラスト

喪服もふくの種類

場面ごとの目安

会場や施主の意向によっても変わる

上記はあくまで目安です。実際には、通夜・法事のどちらであっても、行われる会場や、施主(喪主)の意向によって、ふさわしい服装は変わります。格式のある会館で行われる場合はやや改まった服装が、ご自宅など少人数で行われる場合はより控えめな服装がふさわしいこともあります。案内状や招待の際に「平服へいふくでお越しください」といった一言が添えられている場合は、その指示に従っていただくのが一番確実です。迷った場合は、施主やご遺族に確認していただいても、まったく失礼にはあたりません。

実は、喪服もふくはずっと「白」だった

喪服もふくは黒」というイメージは、実は歴史的に見るとかなり新しいものです。日本では、1000年以上にわたって、喪服もふくが主流でした。死の穢れを、清らかな白い装いで包み込むという考え方があったとされています。この慣習が大きく変わったのは、明治時代です。1897年、明治天皇の嫡母にあたる皇太后の葬儀に、世界各国からの参列者が黒い喪服もふくで臨んだことをきっかけに、日本でも黒が「正式な喪の色」として広まっていきました。今でも一部の地域では、白い喪服もふくを身につける風習が残っており、色の選び方一つにも、時代や地域による移り変わりの歴史が刻まれています。