教え

すべてのものが、互いに関わり合いながら一つの世界を作り上げている、という壮大な世界観(華厳経の教え)を大切にしています。

開祖の生涯

良弁僧正は689年に生まれました(出身地は近江国、相模国など諸説あります)。幼いころ、鷲にさらわれて杉の木にひっかかっていたところを助けられ、後に僧となり、母と再会を果たしたという伝承(「良弁杉」の由来)でも知られています。仏門に入ってからは義淵僧正のもとで法相宗ほっそうしゅうを学び、のちに華厳宗けごんしゅうの奥義も修めました。 奈良の東山に隠棲して修行に励んでいたところ、その評判が聖武天皇しょうむてんのうの耳に届き、寺院を賜ります。740年には、新羅の僧・審祥を招いて華厳経の講義を行いました。聖武天皇しょうむてんのうが進めた**東大寺とうだいじ**の建立にも深く尽力し、その初代別当(住職)を務めました。聖武天皇しょうむてんのう・行基・菩提僊那とともに、東大寺とうだいじの創建に関わった「四聖(ししょう)」の一人に数えられています。773年、85歳で生涯を終えられました。